四万十市の赤鉄橋をわたって具同から中村宿毛道の側道を走って中筋川を渡ると森沢地区となり、そこから中筋川の南側を引き返すと「風指(かざし)」集落となる。粋な地名と思っていたら、江戸中期の土佐の地誌『土佐州郡志』にはカザシを「挿頭」と記していた。古く男女が自然植物の花や枝葉をめで,これを頭髪にさして飾りとした風習を「挿頭」と言うそうだ。どんな経緯で「挿頭」と名づけたのか、「風指」と変わったのはどうしてか、知りたいものだ。
四万十市の赤鉄橋をわたって具同から中村宿毛道の側道を走って中筋川を渡ると森沢地区となり、そこから中筋川の南側を引き返すと「風指(かざし)」集落となる。粋な地名と思っていたら、江戸中期の土佐の地誌『土佐州郡志』にはカザシを「挿頭」と記していた。古く男女が自然植物の花や枝葉をめで,これを頭髪にさして飾りとした風習を「挿頭」と言うそうだ。どんな経緯で「挿頭」と名づけたのか、「風指」と変わったのはどうしてか、知りたいものだ。