四万十市の赤鉄橋をわたって具同から中村宿毛道の側道を走って中筋川を渡ると森沢地区となり、そこから中筋川の南側を引き返すと「風指(かざし)」集落となる。粋な地名と思っていたら、江戸中期の土佐の地誌『土佐州郡志』にはカザシを「挿頭」と記していた。古く男女が自然植物の花や枝葉をめで,これを頭髪にさして飾りとした風習を「挿頭」と言うそうだ。どんな経緯で「挿頭」と名づけたのか、「風指」と変わったのはどうしてか、知りたいものだ。
安芸の漂泊の歌人・川村与惣太が土佐一国を巡って250年
東は甲浦から西は宿毛の松尾坂まで557ヶ所の旅は
江戸中期の名所旧跡「観光ガイドブック」にもなっている
その地をなぞりながら「今を歩く」サイトが「平成の土佐一覧記」
金上野地区では、長谷川安夫さん(64歳)には成川集落周辺を、植村輝子さん(90歳)にはミコノ川集落附近をお聞きしました。(調査者:楠瀬、甫喜本、藤原、小野、武内)
打井川地区では、丁度道文さんお祭りの準備をしていた奥打井川地区のみなさんにお話を伺いました。(調査者:楠瀬、小野、武内)
中世の山城を中心とした「城郭探検家」中川豊氏(窪川在住)をとりあえずチョコット紹介。後日山城探検の全容を公開します。この「vol:9 中世山城の地名」は文献史料やこれまで発表された町内の城郭調査結果を網羅した内容で山城の構成を簡単に照会しています。
「仁井田郷談」は江戸中期の医師甲把瑞益が書きとめた仁井田郷の地誌。その内容を「vol:10 仁井田郷談の地名」としてまとめました。今の地名と比較すれば往時の地勢が理解できます。
長宗我部地検帳の内、四万十町分をデータベース化しました。
大字毎に編集し、大字毎の解説に、検地の順にホノギ名のみを掲載しました。
現在の小字の地番順とホノギの検地順を比較できるようにしています。
現在の小字とホノギが一致、比定できたものについては、太字・青字にしました。
順次訂正を加えますが、間違いに気づいた方は一報をお願いします。