愚草の川柳集⑪
たぶれしや
2017年夏
【編集子選】
たぶれしは瑞穂の国のかかし哉
火刑にしたくなるよな悪女かな
腰紐とダテメガネが閲兵し
おもらしの教育勅語朗唱し
※稲田朋美の川柳。「教育勅語のどこがいけないのか」と文科省に聞く稲田防衛相は教育勅語を読んだことがあるのかと疑う。「常ニ国憲ヲ重ジ、国法ニ遵ヒ」はあんたが一番遵守しなければならないトコロですよ。「たぶれ」の言葉はべつにして、狂気としかおもえない自己弁護士。